iPhone8とXの画面修理のご依頼です。
以前のブログでも書きましたが、iPhone8,Xについては今迄の機種と違い、特にiPhoneXにおいては、コピーパネルとの相性が悪いようで、画面を交換すると画面が反応しなかったり本体が文鎮化してしまうという話題も一時期ありました。
今年に入りそんな話題も落ち着いてきてはいますが、それでも、iPhone8,Xはまだ不安定な要素が多いのでコピーパネルでの修理は積極的には勧めないようにしています。
iPhone8,Xはまだパーツ代が高いこともあり、ご修理の料金もそれに比例して高くなってしまい修理料金が高めになってしまいますが、もっと安いコピー品での修理をされたい方は他店へ行って頂くようにお願いしております。
これも前のブログには書きましたが、iPhone8,Xは画面修理で、ただ画面交換しただけだと設定にある「True Tone」という機能が消失してしまいます。
環境光センサーというものがあり、どうやら画面側のチップに埋め込まれていて本体と紐付けされているようです。
そのため、オリジナルの画面から他の画面に交換すると、この機能が消失してしまうという状況です。
この「True Tone」機能の消失は純正のパネルでも互換パネルのどちらでも発生してしまいます。
iPhone8やX以降の機種は、ただ画面交換しただけだと環境光センサーやTrue Toneの機能が無くなってしまうので、この機能を維持させるための専用の装置を当店では導入しています。
これを使えば、画面交換後もTrue Toneの機能を失うことなく、今まで通り使用することができます。
しかし、互換パネル(コピーパネル)にはそもそも環境光センサーのためのチップ部品が搭載されていないので、この装置があろうが無かろうが、コピーパネルに交換後はTrue Toneは使用出来なくなります。
iPhone8,Xを使用している方で今までに非正規店で画面交換をしたことのあるかなりの数の方が、知らないうちにこの機能が使えなくなっていると思います。
ですので、高価にはなってしまいますが、オリジナルの再生パネルでの修理を強く勧めているのが現状です。
今回、iPhone8の画面の修理をされたお客様は、それを承知で互換パネルにされました。データの吸い上げ書き込みはしませんでした。
また、iPhoneXのお客様は、書き込み可能なパネルを使用し修理をさせて頂きました。
データ吸い上げ中でのワンショットです。