こんにちは、松本駅前のスマフォドクター松本店です。
今回は、水没の修理事例になります。
水没というより【水濡れ】で画面が映らなくなってしまった修理事例です。
「普通に使っていて気が付いたら画面が真っ暗」になり修理に来られました。
ガラス面に割れもなく、衝撃を与えた記憶も無いようです。
【強制再起動】をしても起動しないので内部を見ることに。
パネルを持ち上げていくと上部1/3ほどに水が入って濡れています。
お客様曰く、水に落とした記憶はないけど、雨の中で使ったことはあるとの事。
どうも、その時に雨水が本体に浸水してしまい、気づかないうちに壊れてしまったようです。
修理に入ります。
・バッテリー、液晶パネルを外します。
・ロジックボードを取り出して、部品の状態を診ながらクリーニング・乾燥。
・コネクタ類のクリーニング。
・本体の乾燥
・組立後に起動のチェックをします。
ただし、液晶パネルは水が内部に入り込んでしまって使えないので、新しいパネルにて検証です。(添付写真の通り)
→→→→→起動しました、画面の交換だけで直ります。
使えなくなったパネルから周辺部品を移植し再度組立て直します。
今回は、お客様自身が気づかないうちに水没してしまった事例です。機種はiPhone6S。
iPhone7以降の機種からは耐水性が良くなっていますが、完全防水ではありませんので、水のなかでや雨の中での使用はジップロックなどに入れられての使用をお勧めします。